予算実績管理のポイント!

  • PDCAサイクルで管理する


予算実績管理

予実管理とは当初計画した予算=目標を達成させるために、目標と実績の差異を日・週・月のスパンで管理し、目標達成へと導く手法です。ただ、単に予実差異の把握だけでは成果につながらないことも多いため、当事務所ではPDCAサイクル管理を推奨しています。

PDCAサイクルとは?

この手法は目標を達成させるために最もポピュラ-な仕事の進め方で、予め変化を想定して計画を立案し、定期的に進捗状況をチェックし、情況に合わせて必要な対策(アクション)を講じてゆきます。

P(Plan) 計画を立てる
D(Do)   実行する
C(Check)進捗を確認し、必要に応じて計画を改善する
A(Action)判断に基づき計画を改善する

1.Plan
計画とは「将来とるべき行動やコースを現時点で決める」という事です。
そのためには、「何のために」という目的を明確化し、その目標として「目指すべき方向と到達すべき地点を示したもの=ゴール」を設定し、自分自身が行動できるレベルまでブレイクダウン(具体化)しなければならないということです。
目標が大きい場合や遠い場合には計画は立てにくいですから、大きい目標は少しづつ小さくして、日々の行動にブレイクダウンしていくことが大切です。
2.DO
いくら立派な計画があっても、それに従って行動しなければ何も意味がありません。計画に従って行動していくということは、日々計画したことをきちんと実行し、記録してくことが大切です。
どの程度、自分自身が計画を実行できているかを常に確認しながら行動していくようにしましょう。
3.CHECK
計画を作り、行動するところまでは、ほとんどの方が実際の業務の中で実行していることですが、チェックを上手に行いながら、計画の軌道修正が出来る人はそれほど多くありません。
実績をチェックし、対策を講じる際に大切なことは、それぞれが思いつきで行うのではなく、あらかじめ設定した基準(回数、日数、頻度、小目標数値)に照らして行うものです。当事務所のサポートを受けていただいた場合には、月次監査を通じてしっかりとサポートいたします。
4.Action
チェックした項目の評価を受けて、実際に行動を変更(改善)していくことがアクションになります。目標達成には最初の計画が上手くいかなくても、途中で投げ出すのではなく、道筋を変えて歩み続けることがポイントになります。そのためには、「何故出来なかったのか?」という原因追求を行い、阻害要因を見極め、「どうすれば出来るのか?」という代替案の作成が大切です



税理士法人西川オフィス神戸で『経営計画策定』を行ったクライアント様には顧問契約の中で、上記手法を取り入れたサポートを行っております。お気軽ご相談下さい。